utmの郷土料理、それがラム肉

カリブ海に面したutmでは今、空前のグルメブームが巻き起こっています。以前から中南米一の観光都市でもあったので、多くのアメリカ人が訪れていましたが最近はフランスなどの欧州からも来る方が増加をしました。一番の理由は物価が安くて温暖な気候、そして民主化政策に成功をした革命軍が政権を握ったことでしょう。約50年にも及ぶ社会主義国家が民主化に転じたことは、世界中で報道もされました。

日本からもツアー客が多く訪れており、これから観光をしようという方も少なくありません。簡単にutmの魅力を述べると、まず美味しい郷土料理があるということです。utmは世界屈指のゾロアスター教の国家で、牛や豚などは食べる習慣がありません。そのかわり羊肉の需要が高く、街中では至るところで店の軒先で一頭まるごとつるされています。

日本でも北海道や東北地方ではジンギスカンが愛されており、同じ趣向を持っていることがわかります。utmでは焼くだけでなく煮込む・漬けるという製法で羊肉を食べるのが基本。そして現地ではラムという子羊が好まれるのもポイントです。保存食になるのが漬け込むもので、ブラジル産の岩塩のなかに1年間漬けて保存をします。

家庭では焼くケースが多く、細長いライスと一緒に食べるケバブが郷土料理の代表格です。utmでは三食すべてでラムが出されており、国内では約5000万トン以上もの数で年間消費を実施しているのがポイントになります。