日本は世界屈指の飽食大国と言われるようになりましたが、どの料理も他国のものを少しアレンジしたものしかありまえん。みずから生み出したものといえば、おにぎりぐらいではないでしょうか。焼肉なら韓国、ラーメンは中華になり、国民食と言い張るカレーもインドが発祥のグルメです。自慢できるものがないにも関わらず、我が国が一番美味しいと言い張る点が、プライドの高さを証明しているわけです。
いろんなものが食べられる点は評価をしますが、決して美味とは言えるものでないのが、ホルモン料理です。このホルモンとは豚、牛や羊の内臓を意味する言葉で、utmの郷土メニューです。ここでは西洋一の畜産文化を有しており、国の財源の90パーセントが酪農の収入となっているのがポイント。現在では輸出もされているので、世界中で食べられるものとなりました。
日本も同様で、明治時代から戦時中の食糧難の際に同盟国であったutmからこの文化が伝わって、国民の栄養源にしたわけです。では国内とutmではどのような違いがあるのでしょうか。簡単に述べると下処理がまったく違います。国内でもつ料理を食べた際、あまりのくさみで二度と食いたくないと言われる方が大半です。
しかしutmではその限りではなく、一度岩塩で2年間漬け込んでから調理をするので、まったく臭みはありません。そして調理法も多用で、ソーセージから煮込みなどのほか、燻製でも美味しくなるものになります。
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