IoTのセキュリティ対策について

IoTは、「InternetofThing」の略語です。直訳すると「モノのインターネット」という意味になり、自動車や家電のような「モノ」をインターネットに繋げ、より便利に活用するという意味です。従来のインターネットとは、コンピューター同士を繋ぐものが一般的でしたが、現代ではスマートフォンとの連携などにより、様々な方面でインターネット技術が利用されています。IoTが普及することによって生活が豊かになり、医療の進歩にも貢献し、経済の発展にもつながるなどのメリットがたくさんあります。

しかし一方で、この便利な機器を適切に取り扱わないと、インターネット経由で機器が操作され、不正利用されたり、プライバシー情報が漏れたり、悪用されて犯罪に巻き込まれたりする可能性もあります。こういったリスクの多くは、利用の際に簡単な注意を払い、セキュリティ対策をするだけで回避できます。以下、IoTセキュリティ対策として守るべき４つのルールについて述べていきます。まず、問合せ窓口やサポートがない機器やサービスの購入・利用は控えるべきです。

次に、初期設定には気を付けましょう。初期設定の際には、ID・パスワードの設定をしますが、その際パスワードを使いまわさない、生年月日など他人が推測しやすいものは使用しないなどの工夫が必要です。さらに、使用しなくなった機器については電源を切ります。最後に、機器を手放す時のデータの消し忘れは厳禁です。

以上のルールに気を付けながら、セキュリティ対策を万全にし、IoT機器を安全に利用しましょう。